お客様の声

これまでお手伝いしたお客様の声の一部を紹介します。

個人情報に関わることが多いので、匿名でお知らせすることをご了解下さい。

(1)弟が残した預金解約の手続き(S市 A様 70代)

以前に配偶者を亡くし子供がいなかった弟が亡くなり、3つの金融機関の預金通帳が残りました。両親はとうの昔に他界しているので、私を含めた8人兄弟が相続することになりました。 預金を解約するために、死亡した人の「生まれてから死亡までの戸籍謄本」や相続人全員の戸籍謄本、印鑑証明書、さらにそれぞれ金融機関別の用紙に相続人全員が住所、氏名を自署し実印を捺印する―という説明を聞き、老齢の身で気が遠くなりました。知人の紹介でお願いすると、印鑑証明書を用意するだけで、すべての戸籍謄本を集めて金融機関と話し合い、簡易な方法で預金を解約することができました。状況の進展の様子を逐一こまめに連絡をもらい、説明資料や署名する用紙には大きな字で書いてわかりやすくしてくれる気配りに感心しました。周りにいる同年の知り合いにも紹介するつもりです。

(2)夫の死から15年後に相続手続 (T市 B様 70代)

15年前に夫が亡くなり、住宅ローンは保証会社が完済してくれたので、そのままずっと放置していました。私も高齢になり、夫名義の土地・住宅を娘名義に変える相談をしました。贈与より相続の手続きした方が費用がかからないことを丁寧に説明してくれ、迷わず手続きをお願いしました。手続きを始めると、ローンは完済していましたが、抵当権が残っていることがわかり、それを取り除くのに余分な費用がかかることを、申し訳なさそうに説明してくれたのが印象に残っています。今は何一つ心配のない状態で過ごしており、時々お会いするといつも気軽に声をかけてくれます。

(3)由緒ある旧家の相続手続 (U市 C様 60代)

由緒ある古い家屋を守ってきた母が亡くなり、長女の私がその家に住み、今後どうしたら良いか迷って、相談しました。母親名義のままではその後の処理ができないので、大阪にいる妹2人と協議して、とりあえず私の名義に変更することにしました。ほとんど価値がない膨大な数の土地の名義変更に、いかに費用を抑えるかいろいろと考えていただきました。署名・押印のために大阪から来た妹2名のために遺産分割協議書を3部用意して、それぞれが持ち帰れるようにしてくれたことに感激しました。相続した土地と家屋の処理については、引き続き助言をもらいながら進めています。

(4)夫の遺言執行のお手伝い (V市 D様 80代)

会社を経営していた夫が亡くなり、会社以外の財産をすべて妻の私が相続する遺言書を夫は残していました。遺言執行者は私になっていましたが、どうすれば良いのかがわからず、相談してお手伝いをお願いしました。家と土地の名義変更に始まり、夫の様々な遺産の名義変更の手続きは私一人では到底できず、頼もしい限りでした。その後税務署から問合せが来た時も、専門外だと言いつついろいろ調べて的確に助言して下さったおかげで無事に応対できました。今でも私の頼れる相談相手です。

(5)住むことの無い実家の相続、処分 (W市 E様 40代)

一人で住んでいた父が亡くなり、東京に住んでいる一人息子の私は実家の相続手続をお願いしました。今後決して住むことは無いのですが、残してくれた父に対する感謝の気持ちがあったためです。手続きが終わった後も空き家になった実家を気にかけてくれ、事務所を探している知合いの方に、賃貸で使用する話を持ちかけてくれたりしました。将来も実家に戻る見込みはなく、他に頼る人もいないので、実家の売却を決意し、お願いしました。売却のサポートは、初めてのようでしたが、ネットワークを通じて各所に働きかけ半年後に売却の契約をすることができました。その後も実家が壊されて新しい家が建つまでの様子を写真と共に知らせてくれて感激しています。今後もお付き合いできる人です。

(6)遠方にある実家の相続、その後の処理 (X市 F様 60代)

甲信越地方の山の麓にある、実家の名義変更手続を依頼しました。一人息子なので遺産分割の手続きはなく、スムーズに手続きを終えた後、実家を今後どうすれば良いか、いろいろとアドバイスをもらい、賃貸や売却などいろいろ試しましたがうまく話がまとまりませんでした。最終的に建物を取り壊して更地にする提案をもらい、実施するとすぐに買い手が現れ話がまとまりました。今後は私たちの老後の手続きをお願いするつもりです。

(7)遺言実行時にわかった隠し子 (Y市 G様 50代)

父が残した自筆の遺言書を実行するために、あちこちから戸籍謄本を取寄せてもらうと父に離婚歴があり子供がいたことがわかりました。前妻の子がどこに居るのか調査し、A県に居ることをつきとめて、オタオタする私に代わって連絡を取り、会う約束を取り付けてくれました。当日は一緒に同行して「遺言書の検認手続き」の了解をもらうことができました。その後裁判所で遺言書の中身を確認したところ、前妻の子の相続分は記載されていませんでしたが、納得してくれました。その後の話合いにも同行して、終始話をスムーズに進めてくれたことを、非常に心強く感じました。そして名義変更などの手続きが順調に運んで完了しました。ずっと力になって下さったことに、いくら感謝してもし切れない気持ちです。

(8)先祖代々の墓に先に入った父の弟 (Z市 H様 50代)

父が亡くなり葬儀も終わりましたが、遺骨をお墓に納骨できなくて悩んでいました。というのは、父が50年前に建てた「先祖代々のお墓」に、なぜか先に亡くなった父の弟が入っていたからです。父の弟がお墓に納骨することに、母も長男の私も猛反対しましたが、気のいい父は弟の納骨をなぜか承知してしまったのです。私たちの悩みを理解して、すでに入っている「弟の遺骨」を円満に他所に移ってもらう方法を調べてくれました。父の弟の遺族と交渉の前に、想定される問答の台本を作って、その台本に従い交渉の結果、別のお墓を作って移ってもらうことになりました。通常の業務と異なり、少し戸惑っておられましたが、頼りになる支援をずっと継続してくれました。目的を達成でき、やっと父の納骨が済んで、本当に感謝しています。

(9)夫の連れ子に相続させたくない (R市 I様 70代)

お互いに娘一人ずつ連れて、20年前に再婚した夫が亡くなりました。名義変更手続をするために遺産分割協議書を作成しましたが、夫の連れ子が頑として印鑑を押してくれず、困り果てていました。こんな状態なので「私の財産を相続させたくない」という思いが募り、その方法として遺言書を作る手助けを依頼しました。いろいろ調べてくれて「夫は私の連れ子を養子にしていましたが、私は夫の連れ子を養子にしていなかった」ことが判明しました。結論として『そもそも夫の連れ子は私の遺産を相続する権利がない』ので、遺言書を作る必要が無いことを丁寧に説明してくれました。依頼した仕事ができなくなったにもかかわらず、私が安心できたことを素直に喜んでくれて、感謝しています。

これは、ほんの一部で様々なお悩みに対処しています。

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